AWS SAAレベル 無料練習問題③ 2024.11.05 AWS SAA試験は、AWSを使ったシステム設計の知識を証明するもので、クラウド環境でスケーラブルで耐障害性が高く、コスト効率の高いソリューションを設計する能力が求められます。この資格を取得することで、企業がAWSクラウド上で適切なアーキテクチャを構築できるスキルがあることを示すことができます。SAAレベルの練習問題を繰り返し解いて試験に備えましょう。無料の練習問題は30問です。 1. RedshiftクラスタのAPIコール監査とコンプライアンス対策の最適解 ある小売企業は、Amazon Redshiftを用いたデータウェアハウス上で販売データの分析を行っています。内部監査と外部規制への対応のため、RedshiftクラスターへのAPI呼び出し(クラスターの作成、変更、削除、スナップショット操作など)をすべて追跡し、ログとして保存する必要があります。ログはコンプライアンス監査時に提出可能な形で保持することが求められます。これらの要件を満たすにはどのAWSサービスを利用するのが最適でしょうか? Amazon Redshift Spectrumを使用してRedshiftテーブルデータに対するクエリを監査する Amazon CloudWatchメトリクスでRedshiftクラスターのパフォーマンスを監視する AWS X-Rayを使用してRedshiftクラスターへのネットワークトレースを行う AWS CloudTrailを使用してRedshiftクラスターのAPI呼び出しを記録する None 2. オンプレミスアプリケーションへのクラウド拡張ストレージソリューション選択 ある医療研究所は、患者の医療画像データをオンプレミスデータセンターに保管しています。新たな研究プロジェクトにより、これらの画像データは大幅に増加する見込みです。多くのデータは履歴的なもので、普段はほとんど参照されませんが、新しい検査データや最近の画像は頻繁に分析され、低レイテンシでアクセスできる必要があります。研究所はオンプレミスのストレージ容量を無制限に拡張することを避けつつ、iSCSIインターフェイスを通じてクラウド上にバックアップされたストレージボリュームをマウントし、必要に応じて最新データをすぐに利用できるようにしたいと考えています。この要件を満たすにはどのAWS Storage Gatewayタイプを選ぶべきでしょうか? ストアドモードのボリュームゲートウェイを使用する テープゲートウェイを使用する キャッシュモードのボリュームゲートウェイを使用する ファイルゲートウェイを使用する None 3. Route 53を用いたDR環境への自動DNSフェイルオーバー設計 あるゲノム解析企業は、Amazon ECS上で稼働するHPCワークロードを本番リージョンとDRリージョンで構成しています。両リージョンは同様のアプリケーションスタックを持ち、本番リージョンが利用不可能になった場合にはDRリージョンへ自動的にトラフィックを切り替える必要があります。エンドユーザーが利用するアプリケーションはDNS名を介してアクセスしますが、プライマリがダウンした際にDR環境へフェイルオーバーするためには、最小限の運用手間でどのようなアプローチをとるべきでしょうか? 両リージョンにCloudFrontディストリビューションを設定し、CloudFrontがプライマリダウン時にDRへのトラフィックをハンドリングするように構成する プライマリ環境のエンドポイントにRoute 53のフェイルオーバールーティングポリシーとヘルスチェックを設定し、プライマリが異常な場合に自動的にDRリージョンへDNSクエリを転送する CloudWatch Eventsルールを作成してプライマリの状態を監視し、Lambda関数でRoute 53のレコードを手動で書き換えることでDRへの切り替えを行う AWS Global Acceleratorを利用し、プライマリとDRリージョンのエンドポイントグループを定義してプライマリが不利用時にDRリージョンへフェイルオーバーする None 4. 5Gエッジでの低レイテンシEKSデプロイとロールベースアクセス制御の実現方法 あるゲーム開発企業は、新たなクラウドゲーミングプラットフォームを5Gネットワークのエッジで実行することで、超低レイテンシ(1桁ミリ秒)を実現しようとしています。ゲームサーバーはコンテナ化されており、Amazon EKS上でKubernetesクラスターとしてホストする計画です。開発チームはIAMユーザーに対するロールベースアクセス制御(RBAC)を有効にし、クラスターへの認証には適切なロールマッピングを行いたいと考えています。高いパフォーマンスと認証設定を同時に満たすには、どのような構成が最適でしょうか? Amazon EKSクラスターを標準的なリージョン内に構築し、CloudFrontを使用してエッジに近い場所からユーザーにコンテンツを配信する。IAMロールはaws-iam-authenticatorではなく手動で管理する。 アプリケーションをAmazon EKSクラスター上にデプロイし、AWS Wavelengthゾーン内でEKSノードグループを作成する。aws-auth ConfigMapをクラスターに適用してIAMロールとKubernetes RBACを紐づける。 Amazon EKSクラスターを構築後、Wavelengthゾーンとは別のAZにノードグループを作成し、RBACは外部ツールで管理する。 Wavelengthゾーン内のEKSクラスターではなく、EC2インスタンス上に手動でKubernetesを構築し、IAMロールの管理はaws-auth ConfigMapを使用せずに実施する。 None 5. コンテナ環境での暗号化証明書管理と高可用ストレージの最適化 あるメディア配信会社は、動画ストリーミング用の暗号化キーと関連証明書をAmazon ECS上で稼働するコンテナ化アプリケーションからほぼリアルタイムで取得し、他のサービスと安全に通信する必要があります。この暗号化・復号操作は高度に安全であることが求められ、暗号化済みのキーや証明書は可用性の高いストレージに保管されなければなりません。同時に、インフラ管理や手動プロセスの最小化も重要視しています。これらの要件を満たすには、どの方法が最適でしょうか? AWS KMSでカスタマーマネージドキーを作成し、暗号化済みデータをAmazon EBSスナップショットに手動で保存する AWS Secrets Managerを使用して、手動更新のシークレットを作成し、ECSコンテナから定期的に取得する カスタムLambda関数を使用して暗号化・復号を行い、Amazon DynamoDBに暗号化済みデータを保存する AWS KMSでカスタマーマネージドキーを作成し、EC2ロールを介してECSタスクがKMSキーを使用可能にする。暗号化済みデータをAmazon S3に保存する None 6. Kinesisストリームからのデータ欠落とデフォルト保持期間に関する問題 ある観光分析会社は、公園内に設置したセンサーから訪問者数データを取得し、Amazon Kinesisを用いてリアルタイムにストリームへ送信しています。データは1日おきにバッチ処理する予定で、Amazon S3に蓄積する設計です。しかし、S3側でデータが一部欠落していることが判明しました。センサーは確実に1日分のデータをKinesisストリームに送信していることを確認したにもかかわらず、なぜデータがすべてS3に取り込まれないのでしょうか? センサーは間欠的なネットワーク障害によりストリームに全データを送れていない Amazon S3が受信した古いデータを自動的にGlacierへ移動するため、見かけ上データが欠落している デフォルトのKinesisデータストリーム保持期間が24時間であり、1日おきの処理時には一部のデータが期限切れとなっている AWSアカウントが不正アクセスされ、Kinesisストリームからデータが削除された None 7. SNSからの通知が不安定な場合でも確実なデータ取り込みを実現する方法 ある流通企業は、新商品情報が登録されるたびにAmazon SNSトピックを通じて通知を受け取り、AWS Lambda関数でメタデータを処理し、データウェアハウスに取り込みを行っています。しかし、ネットワーク接続の不安定さが原因で、時々Lambda関数が通知を受け取り損ね、データが取り込まれないケースが発生しています。手動でジョブを再実行しない限り、その失われた通知分のデータは処理されません。このような状況を防ぎ、全ての通知データを確実に取り込むには、どのような対策を取るべきでしょうか?(2つ選択してください) Amazon SQSキューを作成し、SNSトピックにサブスクライブする Lambda関数の実行メモリを増やす Lambda関数のプロビジョンド同時実行数を増やす 複数AZでLambda関数を設定する Lambda関数をSQSキューからメッセージを読み取るように変更する 8. Oracleデータベースの高可用性維持とAWSへの迅速な移行方法 あるオンライン決済サービス提供企業は、オンプレミスで稼働中のOracleデータベースを使用する金融取引分析アプリケーションをAWSへ緊急移行する必要があります。アプリケーションはグローバルに分散したユーザーから毎分頻繁にデータを受け取り、処理と保存を行っています。移行後は、データベースインスタンスに万一の障害が発生しても可用性を維持し、アプリケーションを中断なく継続運用できることが求められます。これらの要件を最も効果的に満たすソリューションはどれでしょうか? RDSでマルチAZ構成のOracleデータベースを作成する AWS Schema Conversion ToolとDMSを用いてOracleをAurora(非クラスター)へ移行する RDS上でOracle Real Application Clusters(RAC)を起動する RMANを有効化し、RDS上で単一インスタンスのOracleデータベースを起動する None 9. Auto Scalingで使用中のAMIを新しいイメージへ切り替える方法 あるオンライン学習企業は、需要に応じてEC2インスタンスを増減させるため、Auto Scalingグループを活用しています。アプリケーションの更新に伴い、新しいAmazon Machine Image(AMI)を使って今後起動するEC2インスタンスを刷新したいと考えています。現在のAuto Scalingグループを継続的に利用しつつ、新たなAMIを用いるには、どのような手順を踏めばよいでしょうか? 現在の起動構成を変更して新しいAMIを直接指定する 新しいターゲットグループを作成して、Auto Scalingグループにアタッチする 新しい起動構成(Launch Configuration)または起動テンプレートを作成し、その中で新しいAMIを指定する 既存のAuto Scalingグループに直接新しいAMIを割り当てる None 10. SQSメッセージの再処理メカニズムについて あるニュース配信サービスでは、新しい記事が公開されるたびにAmazon SNSトピックへメッセージを送信し、このメッセージを複数のAmazon SQSキューへファンアウトさせています。これらのキューからは、スポットEC2インスタンスがメッセージを取得して記事メタデータを処理しています。ある日、EC2インスタンスがメッセージを処理中に突然終了し、処理が最後まで完了しませんでした。この場合、該当するSQSメッセージはどのような挙動を取りますか? メッセージは、そのままキューから削除され、同じインスタンスがオンラインに復帰すると再配信される メッセージはデフォルトでデッドレターキューに直行し、手動で再処理するまで返ってこない メッセージはS3に自動的に保存され、EC2インスタンスが復帰するまで保管される メッセージの可視性タイムアウトが切れると、メッセージは再びキューに戻り、他の利用可能なEC2インスタンスが再処理できるようになる None 11. グローバルメディア企業におけるVPC間トラフィック検査の実現 あるグローバルメディア企業は、AWS上にホストされた動画配信アプリケーションを運用しています。フロントエンドのウェブサーバーはパブリックサブネット、メディア変換用のアプリケーションサーバーとデータベースはプライベートサブネットに配置された3層アーキテクチャです。同社は、AWS Marketplaceで購入したサードパーティの仮想ファイアウォールアプライアンスを別のVPC(検査VPC)にデプロイしました。すべてのインバウンドトラフィックがウェブサーバーに到達する前に、このアプライアンスを通してパケット検査を行い、セキュリティを強化したいと考えています。同時に、運用上のオーバーヘッドは最小限に抑えたい場合、どのソリューションが適していますか? 検査VPCにゲートウェイロードバランサーをデプロイし、アプリケーションVPC側でゲートウェイロードバランサーエンドポイントを作成してインバウンドトラフィックをファイアウォールアプライアンス経由で検査する。 アプリケーションVPCでNetwork Load Balancerを作成し、カスタムルーティングでトラフィックを検査VPCに送信してファイアウォールアプライアンスで検査する。 アプリケーションVPCでApplication Load Balancerを作成し、Lambda@Edgeを使用してトラフィックを検査VPCへ転送する。 検査VPCにTransit Gatewayをデプロイし、全トラフィックをTransit Gateway経由で検査VPCのアプライアンスにルーティングする。 None 12. 急増するクエリリクエストからAPIバックエンドを保護する方法 あるデータ分析サービス提供企業は、AWS LambdaとAmazon API Gatewayを使用して、ユーザーがオンデマンドで分析クエリを実行できるAPIを構築しています。最近、大型イベントに関連するデータ分析需要が急増し、数日間で多くの新規ユーザーとクエリリクエストが押し寄せると予想されています。これにより、APIバックエンドに高負荷がかかる可能性があります。このシナリオでは、バックエンドシステムを過剰な負荷からどのように保護すべきでしょうか? API Gatewayの前段にAmazon CloudFrontを配置し、全ての動的クエリをキャッシュする。 AWS Lambda関数をAmazon EC2インスタンスに移行し、Auto Scalingでスケールアウトを行う。 AWS WAFを使用してリクエスト数を制限し、動的コンテンツを直接バックエンドに流さないようにする。 Amazon API Gatewayでスロットリングを有効にし、結果キャッシュを使用して過剰なリクエストを緩和する。 None 13. 複数リージョンでホストされたバックエンドへのグローバルなトラフィック分散方法 ある動画ストリーミング企業は、AWS上で複数のリージョンにわたってサービスを提供しています。ユーザーはアジア圏とヨーロッパ圏に集中しており、同社はap-northeast-1リージョンとeu-central-1リージョンにそれぞれ3台ずつのEC2インスタンスを起動し、各リージョンでNetwork Load Balancer(NLB)を構成しています。これら2つのNLBを効率的に利用して、ユーザーが最も近いリージョンのバックエンドリソースにアクセスできるようにし、パフォーマンスと可用性を向上させたいと考えています。運用上のオーバーヘッドを最小化しつつ、どのようなソリューションを使用すればよいでしょうか? Amazon Route 53のジオロケーションルーティングを使用して、ユーザーの所在地に基づき2つのNLBにトラフィックを振り分ける。 AWS Global Acceleratorを使用して標準アクセラレーターを作成し、ap-northeast-1とeu-central-1にエンドポイントグループを設定し、各エンドポイントグループのエンドポイントとして2つのNLBを追加する。 各リージョンのNLBをApplication Load Balancer(ALB)に置き換え、AWS WAFを用いてユーザーを最も近いリージョンに振り分ける。 各NLBにElastic IPを割り当て、Amazon CloudFrontを使用してグローバルエッジロケーションからユーザーを最適なNLBへとルーティングする。 None 14. 短期間の計算負荷増大に対するEC2キャパシティー保証の実現方法 ある医薬品開発企業は、新薬候補の大規模な分子シミュレーションを実行するために、一時的に大きな計算リソースを必要としています。計算ジョブは約1週間続く予定で、特定のAWSリージョン内の特定の3つのアベイラビリティゾーンにおいて、一定のEC2インスタンスキャパシティーを確保したいと考えています。オンデマンドで必要な期間だけ確実にリソースを利用できるようにするには、どのアプローチが最適でしょうか? 必要なリージョンを指定してリザーブドインスタンスを購入する 必要なリージョンを指定してオンデマンドキャパシティー予約を作成する スポットインスタンスを利用して、価格が高騰しない限りインスタンスを確保する 必要なリージョンと3つのアベイラビリティゾーンを指定してオンデマンドキャパシティー予約を作成する None 15. 医療記録のAWS上での暗号化と鍵管理方法の選択 ある医療サービス提供企業は、患者記録をAmazon S3に保存する計画を立てています。これらのデータはコンプライアンス上、保存時に暗号化する必要があり、使用された暗号化キーの使用状況をログに記録することが求められています。また、セキュリティ上の理由から暗号化キーは自動的に定期的なローテーションが行われる必要があります。運用の負担を最小限に抑えつつ、これらの要件を満たすためにはどのソリューションが適していますか? 顧客管理のAWS KMSキー(CMK)を使用し、SSE-KMSで自動キーのローテーションを有効にする SSE-Cを使用し、顧客が独自にキーを管理して定期的にローテーションする SSE-S3を使用し、Amazon S3が自動的に管理するキーで暗号化する SSE-KMSで手動キー管理を行い、年に一度手動でキーをローテーションする None 16. 自動データ処理と機械学習パイプライン起動のための最適なアーキテクチャ ある金融分析企業は、毎日取引データを格納するために「ingest」S3バケットを使用しています。これらのファイルは、正規化や検証などの前処理を行った後、「analysis」S3バケットに移動して、さらなる分析に供する必要があります。また、パターンマッチング処理をLambdaで実行したいと考えています。さらに、前処理済みデータをAmazon SageMaker Pipelinesに投入し、機械学習モデルによる予測を自動的に実行したいという要件があります。これらすべてを最小限の運用オーバーヘッドで実現するには、どのような構成が最適でしょうか? ingestバケットにS3イベント通知を作成し、SNSトピックに通知する。SNSトピックを購読するLambda関数で処理してanalysisバケットにコピーし、SageMaker PipelinesにはEventBridgeを使用して手動で起動する。 ingestバケットからanalysisバケットへのS3レプリケーションを有効化し、analysisバケットにS3イベント通知を設定してファイル配置時に直接SageMaker Pipelinesを実行する。 ingestバケットにS3イベント通知を設定し、CloudFrontを経由してLambda@Edge関数を起動、パターンマッチング後にanalysisバケットへコピーし、analysisバケット上でAWS Configルールを使用してSageMaker Pipelinesを開始する。 ingestバケットにS3イベント通知を作成し、ファイル到着時にLambda関数を起動してデータを処理し、analysisバケットにコピーする。analysisバケットにもS3イベント通知を設定し、ファイル配置時にLambda関数を起動してSageMaker Pipelinesを開始する。 None 17. フルマネージドなコンテナ運用基盤の選択 あるゲーム開発会社は、新しいオンラインゲームのマッチングサーバーをコンテナ化してAWS上で実行したいと考えています。このゲームは世界中のユーザーを対象としており、同時接続数が大きく増減します。開発チームは、ゲームロジックやマッチングアルゴリズムの改善に集中したいと思っており、コンテナを実行するためのサーバー管理やインフラストラクチャのプロビジョニング、パッチ適用などの手間を避けたいと考えています。この要件を満たし、最小限の運用上のオーバーヘッドでコンテナを実行するには、どのオプションが最適でしょうか? Amazon EC2インスタンスにDockerをインストールし、コンテナを手動で管理する 自社のデータセンターでKubernetesクラスターを構築し、AWS Direct Connectで接続する AWS Fargateを使用してAmazon Elastic Container Service(ECS)上でコンテナを実行する Amazon EKS上でEC2ワーカーノードを使用してクラスターを運用し、全てのノード管理を自社で行う None 18. 最小コストかつ安全性を確保したリモート管理用EC2インスタンスの構築方法 あるスタートアップ企業は、AWS上でテスト用の小規模な開発環境を運用しています。この環境に対して、運用担当者がメンテナンスやトラブルシューティングの際にSSHで接続する必要があります。しかし、コストは極力抑えつつ、安全なアクセス手段を確保したいと考えています。運用担当者は1名のみで、特定の固定IPアドレスからのアクセスだけを許可したい場合、どのような構成が最も適していますか? 小規模なEC2インスタンスを起動し、セキュリティグループで22番ポートへのインバウンドアクセスを固定IPアドレスからのみに制限する 大規模なEC2インスタンスを起動し、セキュリティグループで22番ポートへのインバウンドアクセスを全てのIPから許可する 小規模なEC2インスタンスを起動し、セキュリティグループで22番ポートへのインバウンドアクセスを全てのIPから許可する 中規模なEC2インスタンスを起動し、セキュリティグループで22番ポートへのインバウンドアクセスを特定のCIDRブロックで制限するが、固定IPには限定しない None 19. MySQLデータベース移行時の最適なEBSボリュームタイプ選択 あるソフトウェア企業は、オンプレミスで稼働中のMySQLデータベースをAWSに移行する計画を立てています。このデータベースは日中は通常の読み書きが行われ、夜間には集計やレポート生成などのバッチ処理で負荷が高まります。データ量は最大で450GBほどで、使用するEBSボリュームはシステムのブートボリュームとしても使用できる必要があります。性能とコストを両立しつつ、このシナリオで最適なEBSストレージタイプはどれでしょうか? Amazon EBSプロビジョンドIOPS SSD(io1) Amazon EBS汎用SSD(gp2) Amazon EBSスループット最適化HDD(st1) Amazon EBSコールドHDD(sc1) None 20. オンプレミスからの安全なSSHアクセスを実現するEC2インスタンスセキュリティグループ構成 ある研究機関は、AWS上でデータ分析用のデータベースサーバー(Linuxベース)をプライベートサブネットに配置し、管理用の踏み台ホストをパブリックサブネットに配置しました。オンプレミスのネットワーク管理者は、SSHを使用して踏み台ホスト経由でデータベースサーバーにアクセスしたいと考えています。セキュリティポリシー上、インターネット経由で踏み台ホストにアクセス可能なのは、この管理者が利用する特定の外部IPアドレスのみであり、データベースサーバーには踏み台ホスト経由でのみSSHアクセスが許可されなければなりません。これらの要件を満たすには、セキュリティグループをどのように構成するべきでしょうか。(2つ選択してください) 踏み台ホストのセキュリティグループで、管理者の外部固定IPアドレスのみから22番ポートへのインバウンドアクセスを許可する 踏み台ホストのセキュリティグループで、すべてのIPアドレスから22番ポートへのインバウンドアクセスを許可する データベースサーバーのセキュリティグループで、オンプレミスの外部IPアドレスから直接22番ポートへのインバウンドアクセスを許可する データベースサーバーのセキュリティグループで、踏み台ホストのセキュリティグループからのみ22番ポートへのインバウンドアクセスを許可する 踏み台ホストのセキュリティグループで、AWS内の任意のIPアドレスから22番ポートへのインバウンドアクセスを許可する 21. IAMユーザーのアクセス権限とAWSリソース操作に関する問題 ある管理者が、新しいIAMユーザーをデフォルト設定で作成しました。このユーザーは、AWS CLIを使用してAmazon S3バケットにファイルをアップロードする予定です。しかし、ユーザーがAWS CLIからファイルをアップロードしようとすると、アクセス拒否エラーが発生します。ソリューションアーキテクトは、このユーザーがS3バケットにファイルをアップロードできるように設定する必要があります。これらの要件を満たすために、ソリューションアーキテクトは何をすべきでしょうか?(2つ選択してください。) ユーザーにAmazonS3FullAccessポリシーをアタッチする。 ユーザーにS3への適切な権限を持つカスタムIAMポリシーをアタッチする。 ユーザーのアクセスキーとシークレットアクセスキーを作成し、AWS CLIに設定する。 ユーザーの多要素認証を有効にする。 22. オンラインゲーム会社の高可用性と負荷分散のための最適な配置 あるオンラインゲーム会社は、ゲームサーバーをAmazon EC2インスタンス上で運用しており、常に12台のインスタンスが稼働している必要があります。ゲームの利用状況は安定しており、トラフィックのスパイクはありません。ソリューションアーキテクトは、常に12台のインスタンスを維持しつつ、高可用性を確保し、全てのインスタンスに負荷が均等に分散されるように、Auto Scalingグループとロードバランサーを設定する必要があります。これらの要件を満たすために、ソリューションアーキテクトはどのように構成すべきでしょうか? Auto Scalingを使用して、1つのリージョンの3つのアベイラビリティゾーンにそれぞれ4台のEC2インスタンスをデプロイし、Application Load Balancerの背後に配置する。 Auto Scalingを使用して、3つのリージョンにそれぞれ4台のEC2インスタンスをデプロイし、各リージョンにロードバランサーを設定する。 Auto Scalingを使用して、1つのアベイラビリティゾーンに12台のEC2インスタンスをデプロイし、Network Load Balancerの背後に配置する。 Auto Scalingを使用して、2つのリージョンにそれぞれ6台のEC2インスタンスをデプロイし、グローバルなロードバランサーでトラフィックを分散する。 None 23. 銀行のAWS移行におけるリージョン制限とインターネットアクセスの管理 ある国際的な銀行は、オンプレミスのデータセンターをAWSに移行したいと考えています。規制上のコンプライアンス要件により、この銀行はeu-central-1リージョンのみを使用できます。銀行の管理者は、VPCをインターネットに接続することを禁止されています。また、リソースがeu-central-1リージョン以外にデプロイされないようにする必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?(2つ選んでください。) AWS Organizationsでサービスコントロールポリシー(SCP)を実装し、eu-central-1リージョン以外へのアクセスを拒否する。SCPを設定して、VPCにインターネットゲートウェイが作成されないようにする。 AWS Configを使用して、eu-central-1リージョン外でデプロイされたリソースを検出し、アラートを生成する。 各VPCでネットワークACLのアウトバウンドルールを設定し、0.0.0.0/0へのすべてのトラフィックを拒否する。各ユーザーにIAMポリシーを作成し、eu-central-1リージョン以外の使用を防止する。 AWS Control Towerを使用してデータレジデンシーガードレールを実装し、インターネットアクセスを拒否し、eu-central-1リージョン以外へのアクセスを拒否する。 AWS Firewall Managerを使用して、インターネットアクセスを防止するルールを作成する。AWSアカウント設定でeu-central-1リージョン以外へのアクセスを拒否する。 24. EC2インスタンスの起動失敗とAWSのサービスクォータに関する問題 あるスタートアップ企業は、新しいウェブアプリケーションを展開するために、Auto Scalingグループを使用して単一のアベイラビリティゾーンに大量のEC2インスタンス(合計200 vCPU相当)を起動しようとしています。しかし、起動プロセス中に一部のインスタンスが起動に失敗し、エラーメッセージが表示されます。ソリューションアーキテクトは、この問題の原因を特定し、解決策を提案する必要があります。この問題の最も可能性の高い原因は何であり、どのように解決すべきでしょうか? デフォルトでは、アベイラビリティゾーンごとのインスタンス数に制限があります。別のアベイラビリティゾーンを追加して、Auto Scalingグループを再設定します。 Auto Scalingグループの最大サイズが小さすぎます。最大サイズを増やし、再度起動します。 起動に失敗したのは一時的な問題です。起動失敗したインスタンスを手動で再起動します。 デフォルトでは、AWSはリージョンごとにvCPUベースのオンデマンドインスタンスのサービスクォータがあります。クォータを超過したため、インスタンスが起動できませんでした。AWSにクォータ引き上げを申請し、承認後に再試行します。 None 25. プライベートサブネット内のEC2インスタンスからDynamoDBへのアクセスコスト削減 あるデータ分析企業は、プライベートサブネット内のEC2インスタンスでバッチ処理ジョブを実行しています。これらのインスタンスは、同じリージョン内のDynamoDBテーブルからデータを取得します。現在、インスタンスはパブリックサブネット内のNATゲートウェイを経由してDynamoDBにアクセスしています。同社は、冗長性や可用性を損なうことなくコストを削減できるソリューションを探しています。これを実現するソリューションはどれですか? NATゲートウェイを削除し、VPCインターフェイスエンドポイントを作成してインスタンスからDynamoDBにアクセスする。 NATゲートウェイを削除し、VPCゲートウェイエンドポイントを作成してインスタンスからDynamoDBにアクセスする。 NATゲートウェイを小さいサイズのNATインスタンスに置き換える。 EC2インスタンスをパブリックサブネットに移動し、直接DynamoDBにアクセスする。 None 26. グローバルチャットアプリのリアルタイムメッセージ処理と低レイテンシーの実現 あるソーシャルメディア企業は、世界中のユーザーがリアルタイムでメッセージを送受信できるチャットアプリを開発しています。ユーザーは地理的に分散しており、メッセージの遅延を最小限に抑える必要があります。また、ユーザーのメッセージデータをリアルタイムで収集・分析し、サービスの改善に役立てたいと考えています。ソリューションは、ユーザーに近い場所でデータを処理し、低レイテンシーで応答する必要があります。このシナリオに最も適したソリューションは次のうちどれですか? Amazon CloudFrontとLambda@Edgeを統合して、ユーザーに近いエッジロケーションでメッセージを処理し、低レイテンシーで応答する。Amazon Kinesis Data Streamsを使用してリアルタイムのメッセージデータを収集し、分析結果をAmazon S3に保存する。 各リージョンにAmazon API GatewayとAWS Lambdaをデプロイし、ユーザーからのリクエストを地理的に近いリージョンで処理する。Amazon Kinesis Data Firehoseを使用してデータを収集し、Amazon Redshiftに保存する。 AWS Global Acceleratorを使用して、ユーザーからのトラフィックを最適なAWSリージョンにルーティングする。Amazon SQSを使用してメッセージをキューイングし、AWS Lambdaで処理する。 Amazon CloudFrontとLambda@Edgeを統合して、ユーザーに近いエッジロケーションでメッセージを処理し、低レイテンシーで応答する。Amazon Athenaを使用してメッセージデータをクエリし、分析結果をAmazon S3に保存する。 None 27. WindowsファイルサーバーのAWS移行における適切なストレージサービスの選択 ある製造企業は、Windows Server上で動作する在庫管理アプリケーションを使用しています。このアプリケーションは、オンプレミスのデータセンター内にあるSMBプロトコルのファイル共有を通じて、共有ストレージにアクセスしています。高可用性とスケーラビリティを向上させるために、同社はこのアプリケーションとファイル共有をAWSに移行することを計画しています。この要件を満たすために使用できるのは、次のうちどれですか? 既存のファイル共有をAmazon EFSに移行する。 既存のファイル共有をAmazon FSx for Windows File Serverに移行する。 既存のファイル共有をAmazon S3に移行し、アプリケーションを修正する。 既存のファイル共有をAmazon FSx for Lustreに移行する。 None 28. ビッグデータ分析アプリケーションに適したEBSボリュームタイプの選択 ある研究機関は、EC2インスタンス上でビッグデータ分析アプリケーションを実行しようとしています。このアプリケーションは大量のデータを処理し、連続した大規模なシーケンシャルI/O操作を必要とします。同機関は、コストを抑えつつ高いスループットを得たいと考えています。要件を満たすために使用すべき最も費用対効果の高いEBSストレージタイプは次のうちどれですか? プロビジョンド IOPS SSD (io1) スループット最適化 HDD (st1) 汎用 SSD (gp2) コールド HDD (sc1) None 29. オンライン教育企業のデータ統合と分析ソリューションの選択 あるオンライン教育企業は、生徒の学習履歴などのバッチデータと、ウェブサイトやモバイルアプリからのリアルタイムのユーザーアクティビティデータを収集しています。同社は、すべてのデータを単一のデータレイクに統合し、ビジネス分析やパーソナライズド学習の提供に利用したいと考えています。受信したデータを処理して、分析に最適化された形式でAmazon S3に保存する必要があります。チームは後でアドホッククエリを実行し、ビジネスインテリジェンスツールを使用して主要業績指標(KPI)を可視化したいと考えています。運用上のオーバーヘッドを最小限に抑えて、これらの要件を満たすために、どのステップの組み合わせを使用すべきですか?(2つ選んでください。) AWS Glueを使用してバッチデータを抽出、変換し、Amazon S3にParquet形式でロードする。 AWS Data Pipelineを使用してデータを移動し、Amazon Redshiftにロードする。 Amazon Athenaを使用してアドホッククエリを実行する。Amazon QuickSightを使用してKPIのダッシュボードを作成する。 Amazon EMRを使用してデータを処理し、結果をAmazon S3に保存する。 Amazon Kinesis Data Firehoseを使用してストリーミングデータを取り込み、Amazon S3に配信する。 30. マルチアカウント環境におけるセキュリティとコンプライアンスの統制方法 あるグローバルな小売企業は、プロジェクトチームごとに複数のAWSアカウントを運用しています。同社はセキュリティとコンプライアンスを確保するため、全てのアカウントにわたって特定のAWSサービスの使用を制限し、全リソースに対して特定のタグ付けを強制したいと考えています。ソリューションアーキテクトとして、これらの要件を満たすために、同社のマルチアカウントAWS環境をどのように設定すべきでしょうか? 各アカウントでIAMポリシーを作成し、ユーザーとグループにアタッチしてサービスの使用を制限し、タグ付けを強制する。 AWS Organizationsを使用してサービスコントロールポリシー(SCP)を実装し、特定のサービスの使用を制限し、タグポリシーを適用する。 各アカウントでAWS Configルールを設定してリソースのタグ付けを監視し、特定のサービスの使用を検出する。 すべてのアカウントで共通のIAMロールを作成し、適切なアクセス許可を付与してタグ付けを標準化する。 None Time's up